ずっと僕の宝物さ

可笑しいくらい 君が好き

運命よりも近くて 奇跡よりも確かな

あの発表からまだ一週間しか経っていないことに驚く。

もっと長い時間が経っているような、それでいて全く時間が過ぎていないような不思議な感覚だ。毎朝起きるたび今の現状は夢ではないかと考えてしまう。何度現実を見つめ直しても夢ではなくて、起き抜けに落ち込んでしまう日もあって。いろんな気持ちが浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返している。人格がもう一つくらい形成されてしまってもおかしくないかもしれないなあ、なんてどこか俯瞰で見ている自分もいたりして。

 

 

 

 

らしい決断だとは思った。

いつだって強くて、前を向いていて、自分の意思を曲げない人。どんな時だって先の未来を見ていて、私たちなんかじゃ思いもよらないものを見せてくれる人。

その眩しさがいつだって希望であったことは間違いない。貴方のおかげで素敵な景色を、たくさんの愛のカタチを見せてもらった。だけど、その眩しさと強さが時々少し怖かった。

 

 

 

一生Sexy Zoneでいてほしいという願いはファンのエゴでワガママでしかなかったのかもしれない。それでも、Sexy Zoneはわたしにとって夢であり、永遠だった。いつだって永遠を祈っていたし、こんな状況になっても永遠を祈ってしまっている。どこまでも強欲でごめんね。

 

 

 

 

勝利くんのことをいちばんにしか見れていないから、わたしなんかが健人くんのことを何か言うのはきっと間違っている。健人くんの言動をいちばんに見れていないから、汲み取れていないこと、拾えていない些細な変化、きっとたくさんあるんだと思う。貴方の夢がいつグループの未来と離れてしまったのかもわからないんだ。ずっとずっと、貴方に背負わせすぎてしまっていたのかな。その愛情に甘え続けてしまったのかな。こんな考えもすべて憶測でしかないし、こういった憶測が彼らを傷つけてしまうかもしれないし、どれだけ考えても決まった未来を覆すことなんて出来ないけど。

 

だけど、グループにいてメンバーと笑いあっている姿が大好きだったから。Sexy Zoneのコンサートで見る健人くんのアイドルとしての輝きが大好きだったから。健人くんがグループにいてくれることが誇らしかったから。「見てよ!うちの中島さん!」って言えることが誇らしかったから。

 

 

 

受け入れるまでに時間がかかってしまいそうなこと、ごめんね。

大好きだからこそ、すぐに背中を押せなくてごめんね。

 

 

 

まだまだ寂しくて寂しくてしょうがなくて、頭では理解できても心が追い付いていないことがたくさんだけど、3月末までには笑顔でその選択の追い風になりたいと思うから。貴方からのたくさんの愛を返せるようになるから。

 

もう少しだけ、ワガママを言わせてください。

 

 

 

今もSexy Zoneが、中島健人菊池風磨佐藤勝利松島聡マリウス葉が、大好きだよ

だからいつも笑っていてほしい

今年も大切な大切なこの日がやってきました。

 

2023年10月30日。

佐藤勝利くん、27歳のお誕生日おめでとうございます。

 

 

26歳の一年は勝利くんにとってどんな一年だったかな。そんな永遠に知ることの出来ない問いに思いを巡らせては、勝利くんが思い返す日々があたたかくて優しいものだったらいいなと、勝手に祈ってしまいます。

大きな大きな夢が叶ったドームツアー。また帝劇に立つ姿を見せてくれたSHOCK。ChapterⅡと銘打って新たな一歩を踏み出した夏。その他にもテレビや雑誌、いろいろなところで姿を見ては好きが募っていく毎日でした。

 

 

いろいろなことがあった一年だったと思う。しあわせでいてほしいと、心の底からずっと願っているけれど、26歳の勝利くんにとって”しあわせだ”と言える時間は一体どのくらいあったのだろうか。心から安堵できる時間はあったのだろうか。考えても考えてもわからないし、様々な出来事に付随する気持ちを推し量ることなんてきっと一生かかっても出来ない。けれど、そんな中でも勝利くんが見せてくれるもの、感じさせてくれる気持ちでわたしはとびきり幸せにしてもらいました。そんな風にいつだって勝利くんに幸せにしてもらっていたこと、幸せをもらっていた人がいること、直接伝える術はないからここにひっそり書いておくね。

 

26歳の勝利くんのことが大好きでした。でもきっと27歳の勝利くんのことも大好きなんだろうな。もう何年もこの人はわたしの中の「大好き」しか選ばせてくれない。悔しいけれどずっと直球ド真ん中で好きなんだもん。干支一周分もの時間、わたしの心を掴んで離してくれないズルい人。どこが好きなのかと聞かれてもうまく言葉に出来なくて「全部好き」と答えることしか出来ない。細かい好きなところもキリがないくらいある。たくさんの人に知ってほしい素敵なところもたくさんある。だけどそれを言葉にしようとするとうまくまとまらなくて、好きなところに順位をつけることも出来なくて、結局「全部好き」にたどり着いてしまう。勝利くんに対する気持ちはうまく言葉に出来ないことばかりで、いつだってもどかしい。もっとうまく言葉に出来たらいいのになあ。

 

 

勝利くんを好きだという気持ちを、こんなにも長い期間心にもっていられること、当たり前のことじゃないなと思う。心の底から好きだと思っていても、ふとした瞬間にその感情が掌から零れ落ちてしまうことだってある。自分の意志とは裏腹に心が疲れてしまった時、何もしなくても誰かを好きで居続けることなんて、きっと出来ない。いつどんな瞬間に感情が動かなくなるかわからない。特に昨今、それが顕著になってしまう事柄が多い。自分の意志とは違うところで起きることに疲弊してしまい離れてしまうことだってある。だからこそ、この気持ちが消えないように毎日知らないうちに選択しながら生きているのだと思う。今日もあなたを好きだと言える自分でいられるのか、世界でいちばんあなたを好きだと言えるのか。毎日を過ごしながら、あなたを好きだと言える自分を選択できるように。「好き」だという気持ちを大切にする選択ができるように。わたしもあなたを目一杯好きでいられるように頑張って毎日を過ごしていくから。だから、勝利くんの過ごす日々はその何倍も愛に溢れて煌めいている日々でありますように。

 

 

勝利くんがやりたいこと、見たいこと、望むこと、全部全部叶うといいなって、こんなご時世だからこそ声を大にして言いたい。勝利くんが見せてくれる世界がわたしにとって唯一無二の世界だから。勝利くんがつくりだすエンタメが何よりも好きだから。どうしたって勝利くんが歩んでいくアイドルとしての道を信じて見つめ続けることしか出来ないから、これから歩んでいく道が、どうか愛に溢れて歓声と祝福に包まれていることを心の底から祈っています。

 

 

 

 

勝利くん、世界でいちばん幸せでいてね。

アイドルでいる道を選び続けてくれてありがとう。

 

 

 

 

今日もわたしのいちばんはあなたです。

幸せな一年になりますように。

 

 

 

その笑顔に会えるなら

ちょっとムリしても良いと思えるよ

この闇を照らすはずさ

2023.9.29

SexyZone、結成12周年おめでとうございます。

 

 

今年もありったけの好きの気持ちをもってこの日を迎えられたこと、そして、変わらずにSexyZoneが目の前にいてくれることに感謝しかありません。本当にありがとう。

「変わらずに」と言ってもこの1年、たくさんのことがあったね。初めてのドーム公演。マリちゃんの卒業。取り巻く環境。めまぐるしくいろんなことがあって、きっと今この瞬間も想像出来ないくらいのいろいろなことがあると思うけれど、それでもなお私にとっての光でいてくれること、感謝してもしつくせません。

 

 

この1年、あなたたちの思慮深さと愛情深さに何度も何度も心を救ってもらいました。頭では理解していても、どうしようもない寂しさが押し寄せた日もあった。どうしようもない悔しさに眠れない夜があった。どうしようもないやるせなさに涙を流した時もあった。そんな時、そこから救い上げてくれたのもまた、間違いなくあなたたちでした。5人の音楽が背中を押してくれた。5人の言葉が心に寄り添ってくれた。闇にのまれそうになった時、そこに光をくれるのはいつだってSexyZoneでした。本当に頭が上がらないなあ。この1年もたくさん助けてもらっちゃった。

 

 

 

去年のドームツアーを経ての今年のアリーナツアーは本当に愛に溢れたコンサートだったと思う。いや、いつだって愛でいっぱいの人達なんだけど。なんというか「愛されてる」って全身で感じられる時間だった。キモいですね、大丈夫です、自覚はあります。表立ってわかりにくくても、元々これでもかってくらい愛情深い人達の集まり。今までもたくさんの愛をくれていたけど、今年のコンサートは特に、各メンバーの挨拶での言葉が今までよりも直球になっていたんじゃないかなあ。

 

「完璧で究極のアイドルは正直いない、でも完璧で究極にしてくれるのはみんなだと思ってる」

 

「みんなのことを守らせてください」

 

「もっと会いたいね」

 

「一生ついてきてください」

 

 

何よりも言葉の意味を大切にする人達だから。無責任なことは言わない人達だから。少し前の彼らからは、きっとこういう言葉は聞けなかっただろう。だからこそ、まっすぐにファンに向けて愛を届けてくれることがとても嬉しかった。12年前、彼らを好きになった時の幼い私に言ってあげたい。あんた12年後に最高の男たちからたくさん愛をもらってるよ、今好きになったアイドルは間違いなく最高のアイドルだよって。12年後、今よりずっと5人のことが大好きになってるよ。

 

 

 

 

 

 

 

これから先もSexyZoneと大きな夢が見たい。

一緒に大きな夢を見続けていきたい。それが今の私の夢です。

 

 

 

いつの日も5人が笑っていられますように。

5人が幸せでありますように。

ただそれだけを願っています。

 

 

12年間、ありがとう。13年目もよろしくね。

 

 

 

大切な人 今日も笑っていて

見上げた青空 繋がってる

君に My heart is taken

SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterⅡ

夏、始まったぞ~~~~!!!!!

 

ツアー1都市目、静岡公演で思ったことをどうしてもどこかに記録しておきたくて、ブログを開きました。ネタバレガンガンに書くので見たくない方はリターンでお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

今回のテーマは「東京の夜」

このテーマを見た時、第二章と銘打っているのに夜なんだ…?という疑問が浮かんだ。第二章とか、幕開けって聞くとバーーンと明るくて、どちらかといえば夜よりも夜明け!ってイメージが強い。だからこそこのタイミングでなぜ「夜」をテーマにしてくるんだろうと。

 

第一章の終わりが夜だとしたら、第二章は夜から始まって夜明けになっていくと良い。

 

パンフレットでふうまくんが言っていた言葉。

私はこれを夜から夜明けまで見せることだと思っていた。「第二章」として夜明けに向かっていく彼らが、何を打ち出してどうやって進んでいくのか、それを明確に見れるコンサートになるのかなと。そう思っていたから、初日の公演が進んでいく中で、このコンサートのどこが夜明けになるんだ…?と見ていたらずいぶんあっさりとしたまま挨拶が始まってしまって。

まだ夜明けてなくない!?どこが夜明けだったの!?って戸惑ったし、昨年のザアリが映像から終盤にかけてメッセージ性が強かった印象だったので、それと比べてしまうと今年はメッセージもあまり見えてこない気がしてしまった。

 

あれ…?もしかして「ChapterⅡ」って夜明けない…のか…?なんて思いながら聞いたSad World。メインステの階段に座りながら歌うSexyZoneの姿と曲の最後に東京に朝日が昇っていく映像を見た時にすごくしっくりきた。

 

夜は長いけど 朝日を見るため 走る With U

But I'll miss you

 

そうか。「ChapterⅡ」はまだ夜の中なんだ。新章の幕を開けるための夜。

どこか寂しくて、切ない、けれど夜明けを迎えるために必要な夜。

そんな夜すらも一緒に分かち合ってくれる時間。

 

 

この人達のポテンシャルなら「第二章です!」と明るく夜明けから先を表現することだって出来たと思うし、おそらく大多数の人がそれをイメージしていることもわかっていたんだと思う。だけどその手前の、見逃してしまいがちな「夜」にあえてフォーカスを当てて、誰のことも置いていかないように、自分たちの気持ちもしっかり消化していこうと、そうやって進んでいこうとしているんだなと思った。

 

 

私が見てきたSexyZoneって、いい意味で切り替えがうまくない。きっとまだ一番寂しくて長い夜の中にいるのも、彼らなんだと思う。前を向いていこうと思っていてもどうしようもない寂しさを抱えているのも彼らの方なんだろうな。そんな姿隠してもいいのに、本当に不器用で誠実な人達だなと思う。そんなところがとてつもなく愛おしくて、信頼できる。そういうところが全部全部愛おしくてしょうがないんだよ~~~~~

 

 

こうして「ChapterⅡ」の時間軸が腑に落ちると、後半の既存曲がどうしてあの曲なのかのピースもうまくハマってくる気がする。

 

いつまででも Dance floor
消えないよずっと
繋がるよ Music
Take your hand, One more time, ひとりじゃないよ

 

ロックンロールにダンス ほらヒップホップにファンク

世界は Borderless だろ? 思うまま 楽しもう

 

寂しい夜は 早送りして
時間を 進めたいね
でも忘れないで 僕らがそばにいる

 

初見では受け取りきれなかったメッセージ、ちゃんとあるじゃん……愛しかないじゃん……どんな時だってそばにいるよってこんなに愛がつまったメッセージをこういう形で伝えてくれるんだな……

 

 

 

 

 

 

思うがままにブログを書いていて、ふとPAGESの最後をCRYで締めたSexyZoneを思い出した。当時の考え方とはまた違うと思うけれど、核となる部分は変わっていないんだなあと思った。夢のような空間を見せてくれる人達だけど、ちゃんと日常にも寄り添って現実世界でそばにいようとしてくれる。人の些細な心の隙間の感情を見逃さない。全部ひっくるめてステージの上に居続けてくれる。考えれば考えるほど愛おしくて、まさに”My heart is taken”状態。

あの時から変わらずに不器用で、誠実で、頑固で、愛おしい人達。

 

 

 

 

 

夜明けを見に行くための夜を共に過ごす夏、なんだろうな。

大きな愛と寂しさを抱えた「ChapterⅡ」の幕開け。

 

 

素敵な夏になりますように。

一緒に朝日を見に行く準備、させてね。

 

 

見上げれば 思い出すよ

Endless SHOCK / Endless SHOCK -Eternal-

 

2023年もライバル役としてショウリが帝劇に立っている姿を見ることができたこと、何よりも大切で宝物のような時間になりました。

 

昨年のEternalを経て、今年は満を持して本編を帝劇で上演。

いつかショウリの本編が観たいと願っていたので、こんなに早くまた夢を叶えてもらえるなんて思ってもみなかった。勝利くんってすごい。魔法使い?(は?)

 

 

 

昨年の経験から明らかに自信をつけたんだろうなとわかる立ち振る舞いや発声。本編とEternalがあることによって昨年よりもわかりやすく、細やかに演じられている心情の変化。何よりも、とにかく舞台に立つのが、SHOCKに出演していることが楽しくて仕方ないんだろうなということがビシバシと伝わってきて、本当にすごい人を好きになってしまったな……と何度天を仰いだかわからないくらい。

 

 

細かい感想は言い出せばキリがないけれど、何から書こうかな~と思ったときに私の頭の中に流れてきた曲が、タイトルにもつけた「ONE DAY」だった。

 

「見つめてる その先には どんな世界が 描かれてるの?」

 

このパートはリカからコウイチへの気持ちが歌われている部分だけれど、私もショウリを観ながらずっとこんな気持ちだった。ねえ、勝利くんから見える景色っていったいどんな景色なんだろう。昨年そこから見た景色と今年見えた景色は何か変わっていた?勝利くんが見ている先には、どんな世界が描かれてる?

 

 

同じ演目をやっていたって、明らかに前回とは違う顔を見せてくれる。表現の仕方もどんどん変わっていく。自信をつけて、殻を破り続けて前に進んでいる姿があまりにも眩しい。どこまでパワーアップする人なんだろう、と思う。

すごいなあ。本当に。ずっとずっと目が離せない人。

 

 

本編で初めて観ることが出来たIt's A Wonderful Dayのシーンも、回想じゃないJapanesqueも、シェイクスピアも、コウイチが戻ってきてからの苦悩のシーンも、何もかも私なんかの語彙力じゃ表せないほどすごくて、初めて見る勝利くんの顔がたくさんあった。「そんな顔する勝利くん見たことない」って去年もあれほど思ったのに、今年もたくさん思った。

 

ちょっと強気で勝気な”ショウリ”ならではの顔。

殺陣中の狂ったように笑いながら人を斬っていく顔。

絶望に追い込まれてからの狂気を含んだ顔。

悔しさとやるせなさを滲ませながら葛藤する苦悩の顔。

子供のように泣きじゃくるまっすぐで素直な顔。

覚悟を決めて進んでいくことを決意した顔。

 

他にもたくさん、見たことのない顔が見れた。

きっと去年を乗り越えた自信とか、北山くんと同時に稽古したことで表現方法がどんどん変わっていっているんだろうな。

こうやって勝利くんがどんどん変化していくのを見ていけることが宝物だし、新しい表現に出会うたびに「ああ、この顔してる勝利くん好きだな」「この表現の仕方好きだな」って好きなところがどんどん増えていく。

 

12年目の春も”好き”がたくさん増えていくことが嬉しくて幸せだなあ。

 

 

 

 

 

 

 

ここからは本当に本当に自分のための独り言。

 

帝国劇場に行くと、どうしたって2012年の冬を思い出してしまう。

あの年から毎年毎年、冬は帝劇に通った。観劇回数に差はあれど、そこに勝利くんがいるなら行かない選択肢はなかったから。どんな形であれ彼が舞台に立つならば、見ないという選択肢はなかった。月日を重ねて自分自身も高校生から専門学生、そして社会人にライフスタイルを変えていきながら冬は必ず帝劇に足を運んでいた。

2012~2015年くらいの勝利くんは目を離すとどこかに行ってしまいそうな危うさがあった。出番がすごく多かったわけではないときもあったけれど、毎日毎日公演があって、それが長い時には3ヶ月とか続いて、正直体力的にも精神的にもいろいろキツかったんだと思う。そんな風に見られることは本人にとってもちろん本望ではなかったと思うけれど、心配でしょうがなかった。ふらっとしている姿を見るたび、いつか倒れてしまうんではないか、明日幕が開いたらいないんじゃないか、今日は大丈夫だろうか、といらん心配をしながら観劇していた。結局彼は一度も公演を休むこともなく、もちろん舞台上で倒れることもなく、2017年1月24日まで冬は帝劇に立ち続け、そしてあの場所を降りた。

 

後に実力不足だと思って自分からあの場所を降りたことが本人の口から語られていたけれど、私の抱いていたような”心配”も彼に実力不足だと感じさせてしまう要因だったのではないかと思うと勝手に申し訳なくなった。確かに心配はしてしまっていたけれど、それでもあの場所に立つ勝利くんが大好きだった。魂削って舞台に立ち続ける姿が眩しかった。誰よりもまっすぐに舞台と向き合っている姿勢がかっこよかった。

 

だから去年、満を持してSHOCKで帝劇に帰ってきてくれることになったときはなんと言い表していいのかわからないほど嬉しかった。いつかまた、あの場所に立つ姿を見たいとずっと願っていたから。

 

 

帝国劇場に足を踏み入れるとどうしたって”あの頃”が脳をよぎってしまって感情がフラッシュバックしてしまう。けれど、あの頃のように観劇中もハラハラすることはもうない。舞台に出てきた姿を一目見れば、いつだって安心できる。今日も最高のステージを見せてくれるという、確固たる信頼がある。

 

勝利くん、やっぱり世界でいちばんかっこいい人だよ。

今年もまた帝国劇場に立つ姿を見せてくれてありがとう。

 

 

 

最後に。

君が見つめるその世界が、光に満ちたものでありますように。

描いている未来が、どうか希望に溢れていますように。

 

「好き」は呪いかもしれない

ここのところずっと「好き」ってなんだろうって考えている。

 

これは世間一般的にいう恋愛感情とかではなく、応援しているアイドルに対して抱く「好き」の気持ちについての話。

 

 

私にとって〇〇担と名乗ることは大きな大きな意味を持つ。名前団扇をもってコンサートに行くことも大きな意味を持つ。なぜかというと〇〇担と名乗ることは自分にとってアイデンティティの確立だと思っているから。その人が好きだと公言することも、もしかしたら本人の視界に入るかもしれない場所で、その人の名前の団扇を持つことも、自分の意思表示だと思うので安易な気持ちで出来ることではないと思いながらオタクを続けてきた。この時点でだいぶ「好き」という感情が重たい感じになってしまっているのが伝わることでしょう……

 

 

 

 

勝利くんのことが好きだから、勝利くんから生み出されるもの、勝利くんが見せてくれるもの全部全部好きだと思っているけれど、これは「好き」のフィルターがかかっているんだろうなと自分でも思う。好意がない状態で彼の生み出すものはどう見えるんだろう、とか、それでもなお好きだと思えるものなのか、とか。考え出したらキリがないんですよね。そもそも、オタクじゃない人からしたら「彼の生み出すもの、見せてくれるものは全部好き」なんて思うこと自体、割と異常な感情に見えるのかもしれない。だって恋人だって家族だって、少なからず嫌なところの一つや二つあるでしょう。それが見ず知らず(直接的なかかわりはないという意味です)の人の「全部が好き」と思えるなんて、ちょっと普通じゃないよね。気持ちも重たいしね。

 

 

これまで私が見てきた年月の積み重ね。受け取ってきた感情。それこそが呪いのように心臓に張り付いていくんだと思う。簡単に自分で解くことは出来ない、「好きの呪い」

 

alu.jp

 

まさにこの言葉通り。自分で解こうと思っても解くことなんか出来ないものなんだろう。それくらい「好き」に宿るパワーは大きくて無限大で、少し怖い。

 

 

 

 

 

 

 

ドームでもこれを突き付けられた瞬間があった。

 

何度も何度も聞いてきた彼らの曲のワンフレーズ。何ならジュニアに擦られ過ぎて、はいはいまたこの曲ね~みんな好きね~なんて思っている時期もあったのに。

 

「忘れさせてもくれなくて むしろ忘れたくなんかないって 身体でも頭でもない心が言うのです」

 

この歌詞を歌う姿を見て、反射的にぶわっと涙が溢れた。自分でもどうしてあんなに泣いていたのかわからないけれど、ただただ涙が止まらなかった。すごく好きだと思って、どうしたってこの人が好きだって思って、それからずっと、このフレーズを歌っている瞬間の表情と仕草が脳裏に焼き付いて離れてくれない。この曲を歌う姿を初めて見たわけでもないのに、どうしてあんなに泣いたのか未だにわからないけれど、あの瞬間を思い出すと今でもぎゅっと胸が苦しくなる。

 

 

 

 

 

あ~~~~~好きって怖いな。今までだってずっと好きで、好きで居続けて、好きを募らせ続けて、これ以上好きになったってどうしたらいいかわかんなくて、それでも好きでいることはやめられないなんて、本当に呪いみたいだなと思う。

 

アイドルは虚像だなんてそんなこと嫌というほどわかっている。大勢のファンを抱えていて、一生1:1で向き合うことなんて出来ないのもわかっている。なのにこんなにバカでかくて重たい感情抱えちゃってどうしたらいいんだろう。この感情の行きつく先は一体何になるんだろう。考えてもわからないし、答えなんて出ないし、彼以上に好きになれる人なんてきっといないだろうし。

 

やっぱり「好き」という感情は呪いだろう。

 

 

 

 

でも私もきっと好きな人に対して呪いをかけてしまっている。

「幸せでいてね」という、一見あたたかい言葉に見える呪い。

 

そりゃ好きな人には幸せでいてほしい。苦しむよりも笑顔でいてほしい。でもそれも全て私のエゴだ。「幸せでいて」って思っているけど、どんな選択も背中を押したいと思っているけれど、実際自分の想像と異なるものを「幸せ」だといって選択されたら、どう思うかはわからない。あくまでも「私が願う形での幸せ」でいてほしいだけ。そんなの、相手の為を思ってでもなんでもない。

 

 

それでも、やっぱり好きな人の幸せは願いたい。

自分勝手なエゴでも、呪いでも、どうしたって好きな人は世界で一番幸せでいてほしいから。

 

 

 

 

 

 

好きを抱えて生きていくって難しいな。

いつまでもいつまでも

SexyZone5人のドーム配信を見て感じたことをきちんと言語化して残しておきたいから書き残しておこうと思います。

ここを見ている人なんていないと思うけど、がっつりネタバレありです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Sexy Zone」「RUN」「NOT FOUND」

ドームツアーの最初の3曲。この3曲を5人で歌ってくれたことがまず何よりも嬉しかった。欲を言ってしまえば歌ってほしかった曲、もう一度見たかった曲、たくさん、たくさんある。けれど、この3曲でよかった。その曲から伝えたい気持ちがまっすぐに伝わる選曲だったと思うから。何よりも歌って踊る5人が本当に本当にかっこよくて、楽しそうで、輝いていたから。

 

 

次どっちの道を行けばいいか 迷う時が ほとんどだけど

でも悩んだら自分信じてくだけ 人のせいにしたくはないから

デビュー曲をフルで歌ってくれたこと、その意味。私なりに受け取った5人の「覚悟」と「誓い」を忘れないようにしたい。あの曲をわけもわからず歌っていた時から月日が経って、こんなにも素敵なグループになるなんて、誰が想像していただろう。あたたかくて、強くて、かっこいい人たち。

 

 

 

君がいなきゃ何も始まらない 合わせた手と手 掲げろ

誰か一人でも欠けたら意味がない。だからこそ、形はどう変化していっても、見える景色が今までと変わっても、根底が「5人」であることには変わりない。5人はずっと手を合わせ続けながらこの先も進んでいくんだろうな。

 

 

ありったけの僕らの想いを 繋げていくんだ 嗚呼

これから先も彼らなりの「夢」を求めて、彼らなりの「夢」を探して、もがいてもがいてもがきながら、ありったけの想いと愛を届けてくれるんだろう。私が見てきたSexyZoneはそういう人たちだ。

 

 

 

そして新曲「Timeless」

たくさんたくさん考え抜いて、いろんな人の気持ちに寄り添えるように5人がつくってくれた曲。本当に優しいんだね。優しすぎるくらい優しい人たち。何回聞いたって涙が溢れてしまう。たくさんの素敵な言葉をSexyZoneの音楽として届けてくれてありがとう。

 

どこかであなたが笑ってる それだけで

マリがメンバーとファンのみんなへって言ってくれていたけど、私たちファンからマリへも当てはまるし、4人からマリへも当てはまるし、ファンからSexyZoneへの気持ちも当てはまる素敵な歌詞だった。

5人にはずっと笑っててほしい。どんな選択をしても、どんな道を選んでも、笑っていてほしい。難しいことは百も承知だ。何かあったら矢面に立たされるのは間違いなく表舞台に立つ人で、悲しいけれど心無い言葉を投げかけられるのも表舞台に立つ人たちの宿命だから。それでも私は願いたい。無責任に傷つけられることが出来る限りないように。悲しい気持ちになることが少しでも減るように。あなたが、あなたたちが笑っていてくれたら、それだけで。

 

 

 

 

 

 

 

「絶対こいつら守るぞ!!」って気迫すら感じられるようなお兄ちゃん2人の姿勢、本当にかっこよかったな。堪えきれずに泣いてしまうちびーず、愛おしかったな。全部全部、私の大好きでたまらないSexyZoneだったな。

 

 

 

こういう時でもバチっとキメたパフォーマンスが出来る健人くんはあまりにもかっこいいし、MCではなるべく明るく、軽やかな空気にしようとふるまっていた気がする。たとえそれが彼の中の無意識だったとしても、あの健人くんの姿に私は救われたよ。「今身長何センチ?」なんて聞いちゃうところも健人くんの優しさだったんじゃないかなと思うよ。歌ってる間もMCもマリやメンバーを見る表情と瞳がずっと力強くて、まっすぐで、今まで特攻隊長をしてきた健人くんの強さを感じたな。でもね、最後の曲の歌位置について外側を向いたとき、ちょっと寂しそうな顔してた気がしたの。その顔が印象的で忘れられないし、とっても綺麗だった。

 

 

ふうまくんは本当に欲しい言葉を欲しいタイミングでくれるよね。言い方に語弊があるかもしれないけど、一番「普通」に近い感覚でこっちの気持ちに寄り添ってくれるし、今までもずっとそうだったね。今回も笑顔で送り出さなきゃ、応援しなきゃって感覚になってしまいがちなところで、寂しい気持ち、名残り惜しい気持ち、もう少しだけこの時が続いてほしい気持ち、隠さずに話してくれてありがとう。そう思ってもいいんだよなって救われた人がたくさんいると思う。それから、マリのラップはふうまくん作詞だと思っているんだけど、「ごめんやっぱあなたが好きでした」って歌わせるの、ほんっとに!!!!!そういうところだよ!!!!!

 

 

この配信を見て、カウコンの前のブログで絶対泣かないぞって宣言してた意味がわかった。出てきた瞬間から何かを堪えているような表情をしてて、きっと堪えきれていないんだろうなって思ったらやっぱりそうで。でも、あの場で勝利くんが泣けてよかった。カウコンの時も、我慢しなくていいんだよって心の中のモンペ()がずっと心配していたから、あの場で泣けていたことにほっとした。感情が表情に顕著に表れてて、そういうところも好きだなと思った。ここまでいろんなことがあったもんね。5人が大好きだったもんね。そりゃ寂しいよね。ずっとずっと5人にこだわってくれて、SexyZoneを守ってくれて、どんな時でも「5人」を大事にしてくれてありがとう。勝利くんの言葉に、姿勢に、いつだって救われてきたよ。

 

 

正直一番最初に泣いてしまうのは聡ちゃんかなと思っていたから、あの一回しか涙を見せなかったことにびっくりした。そうだった。聡ちゃんはマリ相手だとお兄ちゃんになるんだもんね。思い出した。ずっと強かったね。強くて、本当にあったかかった。表情から溢れんばかりの愛がにじみ出てたよ。2人が並んで歌って踊る姿、やっぱりしっくりきたな。かっこいいシンメ。マリが「聡ちゃん♡」ってなる図も変わらなくて愛おしかったな。きっと2人にしかわからないこと、2人にしかわからない世界が思っている以上にあると思うんだ。聡マリは宇宙だもんね。愛でいっぱいのシンメ!!!聡ちゃんの存在がずっとずっとマリの救いだったんだろうな。それはきっとこれからも。

 

 

そしてマリちゃん。健人くんも言っていたけど、ブランクなんて感じさせないくらい歌もダンスもキレッキレで、とってもとってもかっこいいアイドルだったよ。マリのダンス、好きだなぁ。大きくてパワフルで、見ている方も元気が出る。「ドームで実際に踊ってみたら1cmでも大きく見せようって思った」っていうその心意気も超アイドルで大好きだった。最後までステージ上で涙を見せなかったの、すごいなぁと思ったよ。本当に強くて大きくなったね。頼もしい姿が見られて嬉しかった。最後にステージに立つ選択をしてくれてありがとう。「アイドル マリウス葉」を見ることが出来て、本当に本当に幸せでした。これからも大好きだよ。

 

 

 

 

 

こんなにもたくさんの愛をありがとう。

 

マリちゃんが「これはさよならじゃない」って言ってくれたから、私もそれを信じてるし、これからもSexyZoneの5人を応援していきたいと思う。

 

 

SexyZone 5人がいつの日も笑っていられますように。

 

Ich liebe dich!

 

 

 

僕がキミの想い連れてくから

そう いつか見たユメと共に