あの発表からまだ一週間しか経っていないことに驚く。
もっと長い時間が経っているような、それでいて全く時間が過ぎていないような不思議な感覚だ。毎朝起きるたび今の現状は夢ではないかと考えてしまう。何度現実を見つめ直しても夢ではなくて、起き抜けに落ち込んでしまう日もあって。いろんな気持ちが浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返している。人格がもう一つくらい形成されてしまってもおかしくないかもしれないなあ、なんてどこか俯瞰で見ている自分もいたりして。
らしい決断だとは思った。
いつだって強くて、前を向いていて、自分の意思を曲げない人。どんな時だって先の未来を見ていて、私たちなんかじゃ思いもよらないものを見せてくれる人。
その眩しさがいつだって希望であったことは間違いない。貴方のおかげで素敵な景色を、たくさんの愛のカタチを見せてもらった。だけど、その眩しさと強さが時々少し怖かった。
一生Sexy Zoneでいてほしいという願いはファンのエゴでワガママでしかなかったのかもしれない。それでも、Sexy Zoneはわたしにとって夢であり、永遠だった。いつだって永遠を祈っていたし、こんな状況になっても永遠を祈ってしまっている。どこまでも強欲でごめんね。
勝利くんのことをいちばんにしか見れていないから、わたしなんかが健人くんのことを何か言うのはきっと間違っている。健人くんの言動をいちばんに見れていないから、汲み取れていないこと、拾えていない些細な変化、きっとたくさんあるんだと思う。貴方の夢がいつグループの未来と離れてしまったのかもわからないんだ。ずっとずっと、貴方に背負わせすぎてしまっていたのかな。その愛情に甘え続けてしまったのかな。こんな考えもすべて憶測でしかないし、こういった憶測が彼らを傷つけてしまうかもしれないし、どれだけ考えても決まった未来を覆すことなんて出来ないけど。
だけど、グループにいてメンバーと笑いあっている姿が大好きだったから。Sexy Zoneのコンサートで見る健人くんのアイドルとしての輝きが大好きだったから。健人くんがグループにいてくれることが誇らしかったから。「見てよ!うちの中島さん!」って言えることが誇らしかったから。
受け入れるまでに時間がかかってしまいそうなこと、ごめんね。
大好きだからこそ、すぐに背中を押せなくてごめんね。
まだまだ寂しくて寂しくてしょうがなくて、頭では理解できても心が追い付いていないことがたくさんだけど、3月末までには笑顔でその選択の追い風になりたいと思うから。貴方からのたくさんの愛を返せるようになるから。
もう少しだけ、ワガママを言わせてください。