ずっと僕の宝物さ

可笑しいくらい 君が好き

君に My heart is taken

SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterⅡ

夏、始まったぞ~~~~!!!!!

 

ツアー1都市目、静岡公演で思ったことをどうしてもどこかに記録しておきたくて、ブログを開きました。ネタバレガンガンに書くので見たくない方はリターンでお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

今回のテーマは「東京の夜」

このテーマを見た時、第二章と銘打っているのに夜なんだ…?という疑問が浮かんだ。第二章とか、幕開けって聞くとバーーンと明るくて、どちらかといえば夜よりも夜明け!ってイメージが強い。だからこそこのタイミングでなぜ「夜」をテーマにしてくるんだろうと。

 

第一章の終わりが夜だとしたら、第二章は夜から始まって夜明けになっていくと良い。

 

パンフレットでふうまくんが言っていた言葉。

私はこれを夜から夜明けまで見せることだと思っていた。「第二章」として夜明けに向かっていく彼らが、何を打ち出してどうやって進んでいくのか、それを明確に見れるコンサートになるのかなと。そう思っていたから、初日の公演が進んでいく中で、このコンサートのどこが夜明けになるんだ…?と見ていたらずいぶんあっさりとしたまま挨拶が始まってしまって。

まだ夜明けてなくない!?どこが夜明けだったの!?って戸惑ったし、昨年のザアリが映像から終盤にかけてメッセージ性が強かった印象だったので、それと比べてしまうと今年はメッセージもあまり見えてこない気がしてしまった。

 

あれ…?もしかして「ChapterⅡ」って夜明けない…のか…?なんて思いながら聞いたSad World。メインステの階段に座りながら歌うSexyZoneの姿と曲の最後に東京に朝日が昇っていく映像を見た時にすごくしっくりきた。

 

夜は長いけど 朝日を見るため 走る With U

But I'll miss you

 

そうか。「ChapterⅡ」はまだ夜の中なんだ。新章の幕を開けるための夜。

どこか寂しくて、切ない、けれど夜明けを迎えるために必要な夜。

そんな夜すらも一緒に分かち合ってくれる時間。

 

 

この人達のポテンシャルなら「第二章です!」と明るく夜明けから先を表現することだって出来たと思うし、おそらく大多数の人がそれをイメージしていることもわかっていたんだと思う。だけどその手前の、見逃してしまいがちな「夜」にあえてフォーカスを当てて、誰のことも置いていかないように、自分たちの気持ちもしっかり消化していこうと、そうやって進んでいこうとしているんだなと思った。

 

 

私が見てきたSexyZoneって、いい意味で切り替えがうまくない。きっとまだ一番寂しくて長い夜の中にいるのも、彼らなんだと思う。前を向いていこうと思っていてもどうしようもない寂しさを抱えているのも彼らの方なんだろうな。そんな姿隠してもいいのに、本当に不器用で誠実な人達だなと思う。そんなところがとてつもなく愛おしくて、信頼できる。そういうところが全部全部愛おしくてしょうがないんだよ~~~~~

 

 

こうして「ChapterⅡ」の時間軸が腑に落ちると、後半の既存曲がどうしてあの曲なのかのピースもうまくハマってくる気がする。

 

いつまででも Dance floor
消えないよずっと
繋がるよ Music
Take your hand, One more time, ひとりじゃないよ

 

ロックンロールにダンス ほらヒップホップにファンク

世界は Borderless だろ? 思うまま 楽しもう

 

寂しい夜は 早送りして
時間を 進めたいね
でも忘れないで 僕らがそばにいる

 

初見では受け取りきれなかったメッセージ、ちゃんとあるじゃん……愛しかないじゃん……どんな時だってそばにいるよってこんなに愛がつまったメッセージをこういう形で伝えてくれるんだな……

 

 

 

 

 

 

思うがままにブログを書いていて、ふとPAGESの最後をCRYで締めたSexyZoneを思い出した。当時の考え方とはまた違うと思うけれど、核となる部分は変わっていないんだなあと思った。夢のような空間を見せてくれる人達だけど、ちゃんと日常にも寄り添って現実世界でそばにいようとしてくれる。人の些細な心の隙間の感情を見逃さない。全部ひっくるめてステージの上に居続けてくれる。考えれば考えるほど愛おしくて、まさに”My heart is taken”状態。

あの時から変わらずに不器用で、誠実で、頑固で、愛おしい人達。

 

 

 

 

 

夜明けを見に行くための夜を共に過ごす夏、なんだろうな。

大きな愛と寂しさを抱えた「ChapterⅡ」の幕開け。

 

 

素敵な夏になりますように。

一緒に朝日を見に行く準備、させてね。