自分の感情がまだこんなにも激しく動くことに自分自身かなり驚いた2022年春夏、という感じだったので、備忘録として残しておこうかな。
好きになってから10年とちょっとの人。
思い返せばこの10年、その「好き」という感情に波はあった。
好きになり始めの何を知っても新鮮で楽しくて、ひたすらに感情が揺さぶられていた時期。
少し落ち着いて、自分の中での優先順位が低くなっていた時期。
やっぱり好きだと再認識して、熱量が戻っていた時期。
好きでいることがあたりまえになって、凪のように好きな気持ちが続いている時期。
いろんな時期があったけれど、根底として「好き」な気持ちは変わったことがなかった。その時その時できっと思うことはあったと思うし、文句も言っていたのかもしれない。自分も年を重ねて環境が変わったり、一緒に応援していた友達も気が付けば減ってしまっていた。それでも自分の中で「好き」だという感情は一度もなくなったことはなかった。
「凪のように好きが続いている」がここ数年の感じ。好きでいることはあたりまえだし、かといって大きな感情の起伏もなくて、穏やかな気持ち。
そんな凪が2022年、大荒れの海になってしまった。
ずっと願っていた場所へ最高の形で戻ってきてくれたことが一番の要因だったのかなあ。その場所に立っている姿を見たときに「血が滾る」とはこういうことをいうのか、と思わざるを得なかった。誇張表現でもなんでもなく、「世界でいちばん」好きだと思った。他にも好きなアイドルはいるし、何ならコロナ禍で好きな人は増えたし。そんな状態の私でも、やっぱりこの人を超える人はこの先現れないだろうな、と直感的に感じた。
そんな風に感じた春が終わって、夏。
昨年までの自分に比べればたくさん会いに行きたいと思っていたし、会いに行く予定だった。それが、コロナによってことごとく難しくなってしまった。結果的には運が悪かったの一言に尽きる。
自分ももういい大人だし、悲しい気持ちになったりへこんだりもするけど、それをダラダラ引きずってばかりもいられない。まあ、そりゃ横アリに関しては泣いたけど。友達もたくさん優しい言葉をかけてくれたし、チケット探せばまだ見れる可能性はあるし~くらいに思っていた。
オタク、何十年もやってれば自然とこんなメンタルにはなる。
そこからは巻き返すように運がよかったのと縁に恵まれたこともあって、なんとか夏にも会えることになった。よかった~~会える~~なんてウキウキしていただけだったのに。
いざ、当日。
幕が開いて姿が見えた瞬間、反射的に涙が止まらなくなった。声が聞こえてモニターに映し出された顔を見たらもうダメだった。泣いて泣いて泣いて、一曲目の記憶は全くない。自分でもどんな感情で泣いているのか、何も頭の整理がついていなかった。ただただ涙が止まらなくて、内心「え?何をそんなに泣いていらっしゃる?」と自分で自分にツッコミをいれたくなるくらい泣いてた。友人も隣の人もびっくりだよ。「あんた、どうしたん?大丈夫そ?」と言わんばかりの大号泣。そこそこの歳のオタクが幕が開いた瞬間大号泣なんて、今思い出すとなかなかに恥ずかしい。そこにいてくれること、姿が見えること、この10年どこか当たり前だと思っていたものが、全然当たり前じゃなかったんだな~~と嫌でも実感してしまったし、そんなことを感じなきゃいけない世界になってしまったことも恨みたくなった。
それと同時に、あえて言葉にはしていなかったけどこんなに心配していたんだな、こんなに会いたかったんだな、こんなに好きだったんだな、と改めて思い知らされた気がした。自分の感情に反して、反射的に涙が止まらなくなったのは久しぶりだったんだよなあ。
たかがアイドル、されどアイドル。
表舞台からいなくなってしまえばもう会うことも顔を見ることも出来なくなる。そんな人だけど私の人生にとっては必要不可欠な人。はたから見ればアホらしいかもしれないけれど、この人が生きていてくれてるからがんばろうと思えるし、今までどれだけ助けてもらったかわからない。
「僕にできることは少ない」なんて言うけど、そんなことないよ。
私は、何度も何度もあなたの存在に助けられてきたんだよ。
あなたの言葉に、声に、何度だって背中を押してもらったよ。
10年以上たった今だって、姿を見ただけで自分の感情のメーターが意に反して振り切れてしまうくらい動くこと。新鮮に「あ~~~~~~~~好きだ~~~~」と思えること。当たり前なんかじゃないね。多分これは勝利くんじゃなかったら持ち続けられなかった気持ちだと思う。
やっぱり私にとってのスーパーアイドルなんだよね。
未来のことはわからないけど、この気持ちはずっと変わってほしくないなと思う。
いちばん好きで、いちばんのアイドルが佐藤勝利くんであってほしい。
私にとってのいちばん、はやっぱり勝利くんじゃないと。
そんな風に感じた2022年春夏!!!
近年稀にみる(感情)大荒れの現場たちでした。
ここからの秋冬、また見たことのない景色を見せてくれるだろうし、その時一体どんな気持ちにさせてくれるんだろう。
楽しみでしかないね。
ステージに立つ姿が好きだから、その姿をたくさん見れることが嬉しいな。
ねえこれから どんな景色を
一緒に探しに行けるかな
今日も変わらず私にとってのいちばんはあなたです!